2023/04/09
Expressiveをオンにするには、/settingsと入力してください。
はじめに「Niji version 5」を選択。
そして、選択肢の中から「Expressive Style」を選択してください。
なお、本説明は niji・journey Bot のためのものです!
Midjourney Bot で--style expressiveを使うには、この記事の下の方にある /prefer suffix を使う方法を確認してください。
楽しんで!!
Niji スタイルイベント:第2週 - Expressive
デフォルトに比べ、Expressiveで描かれたキャラクターは、より大人っぽい印象になります。アニメの絵に西洋的な美的感覚を求める人にはいいかもしれませんね!
デフォルトの niji が一貫性に優れているのに対し、この niji は探求心に優れています。その意味するところは、後述します。
今回のスタイルでは、3Dレンダリングの概念をアニメに応用しています。ここでは、スタイルのハイライトの内訳を紹介します。
1) "Realistic" eye style - Expressiveでは、よりリアルな目のスタイライズを採用しています。
2) Subsurface Scattering - 3Dグラフィックスで、半透明な物体に対する光の影響を計算するためによく使われる現象です。Expressiveでは、この技術を使って、肌のみずみずしさや美しさを表現しています。
3) Ambient Occlusion - 3Dグラフィックスで、光の影響を受けないオブジェクトを描写するために使用されます。表現スタイルは、極端に配置されたアンビエントオクルージョンを使って、重厚感を出しています。
4) High chroma - Expressive の彩度は、デフォルトよりも彩度が高く、絵画に豊かで温かみのある印象を与えます。
なぜこのスタイルが「realistic (写実的)」ではなく「expressive (表現的)」と呼ばれるのか、不思議に思われるかもしれません。前回、Niji 5を紹介します!では、「芸術のルール」からスタイルを合成することを説明しました。
今回の「Expressive」では、基礎美術とアニメを融合させることで、どれだけ抽象的な表現ができるのかが気になりました。
ここで、同じコンセプトの2つの画像を並べて比較してみましょう。
上の画像はリアルな感じですが、下の画像はとても生々しいです。このような違いが生まれるのは、どちらの画像も4つのルールを守っているからですが、その方法は大きく異なっています。面白いでしょう?
その結果、「Expressive」は多様なスタイライゼーションが可能であることがおわかりいただけると思います。同じアイデアでも、さまざまな表情を楽しむことができるのです。
プロンプト: man at bar outside sunlight, foliage
同じプロンプトでも、スタイライゼーションだけを操作することで、シーンの価値、色、全体の「感じ」が驚くほど統一されています。さらにアニメ寄りのプロンプトを使えば、より幅広い結果が得られるでしょう。
プロンプト: miku with hamburger
以前、Niji 5を紹介します!で取り上げたとおりスタイルの効果は、--s フラグで上下させることができます。
また、/settings にチューニングに役立つボタンを実装しています:
スタイルを「low」「med」「high」「very high」の間で変更すると、スタイライズのデフォルトが、選んだものの設定値になります。
また、必要に応じて、/prefer suffix コマンドを使用して、特定のスタイライゼーション値を設定することもできます。
例:
/prefer suffix --s 9 --niji 5 --style expressive
「スタイライゼーション 9」で「niji 5」の設定を実行させます。
ただし、/prefer suffix は完全な接尾辞を入力する必要があるため、カスタム設定がある場合は、それをコピーする必要があることに注意してください。現在有効な設定のリストは、/settings と入力すると、この行に表示されます。
Midjourney Bot の niji を使う場合は、スタイルの設定ボタンがないので、これを行う必要があります。
ここでは、さまざまなプロンプトと、Expressive がそれに与える効果のデモを紹介します。
お楽しみ頂ければ幸いです! 今後ともよろしくお願いいたします!
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